[勝訴事例] スポンサーリンクの不正クリック事件、韓国最高裁判所で無罪判決

当法律事務所が担当したいわゆるスポンサーリンク不正クリック事件で、韓国の最高裁判所は2013年3月当法律事務所の上告の主張を受け入れて、原審を破棄して無罪判決を下しました。

不正クリックとはYahoo!スポンサーリンクと同じキーワード検索広告において、実際に広告効果なしに行われる、クリックを言います。一方、関連検索ワードとはポータルサイト利用者が検索窓に特定の検索語を入力した際の検索窓下段に自動的にみられおすすめの検索ワードを言います。問題になった事案は、人間の手がなく、自動化プログラムを利用してスポンサーリンクをクリックして(不正クリック)、関連検索語を任意に生成するのが情報通信網障害による情報通信網法違反罪に該当するか否かでした。

原審(1、2審)は自動化プログラムを利用した不正クリックと関連検索ワード生成行為は情報通信網法違反罪(情報通信網障害)に当たると判決しました。

しかし当法律事務所は、被告人たちが自動化プログラムを利用して関連検索ワードの生成や不正クリックをしたとしても、これはYahoo!のサービスが予定している情報の入力に該当するだけで、当該サービスの情報処理速度を低下させたり、システムをダウンさせるなど、情報通信網の安定性に支障を来すことがないので”情報通信網障害”は発生したとは言えないとして上告をしました。

そして最高裁判所は今年3月28月当法律事務所の上告の主張を受け入れて有罪部分を破棄したものです。

今回の判決は新しい技術に伴う行為に対する刑法条文の過度な拡大解釈を警戒して、インターネットに対する個人の自由なアクセスを保障したという点で非常に意義深い判決だと思われます。

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本メモランダムは、一般的な情報提供のみを目的としたサマリーであり、本件に関する完全な分析ではなく、またリーガル・アドバイスとして依拠されるべきものではありません

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