[Q&A] 韓国の裁判所から離婚訴状が届きました。どうすれば良いですか?

[質 問]

私は現在、韓国のソウルに在住している37歳の男です。奥さんが韓国人で、5年近く前から、韓国に来て住んでいます。今年7歳になる息子もいます。今年の1月から、妻が子供を連れて出て行って以来、母親と二人でソウルで暮らしています。その後、音信不通になり、着信拒否をされ、カカオトークもブロックされるのを繰り返し、4月に突然離婚の訴状が届きました。韓国語も充分にわからず、どうか日本語の話せる弁護士先生にご相談したいと思っています。訴状は添付します。ここに書いてある内容は、事実ではないこともたくさんあって、私も自分で言いたいことがたくさんあります。特に、暴力が激しいのは妻の方です。どうか、これを見て妻の言い分だけで判断せず、私側の意見も聞いてもらえませんか?お願いします。

[答 弁] 

韓国の離婚法は日本の離婚法(民法)とかなり類似します。離婚を主張する者が民法が定めた離婚事由を立証しなければなりません。訴状の内容だけを見ると、果たして離婚事由が確かに存在するか、言い切れないケースのように見えます。心配になる部分は暴行と関連された写真が証拠として提出されたということだが、これについては裁判所に十分に事情説明をする必要があります。

また、重要な事実は韓国では有責配偶者、つまり婚姻破綻に主な責任がある者は離婚を請求できないということです。お申し越しのとおり相手の方が暴力的で、夫婦関係の回復に向けて真実な努力をしなかったら、この部分を重点的に主張や立証し、離婚の棄却の判決を受けることもできます。

もちろん、韓国の裁判部は原告側の話だけを聞いて判決を下すことはありません。心配しなくてもいいです。日本の裁判と似たような過程で進行されます。もう、訴状が送達されたので、1ヵ月以内に裁判所に答弁書を提出しなければなりません。それでは何回の書面攻防が続いて、裁判所は弁論期日あるい調停期日を決めることになります。

海外において訴訟の提起を受けるのはだれにも膨大なストレスになりのです。以上の内容が少しでもお役に立てれば幸いです。

上記の内容や韓国法務に関するより詳細な情報を願う方は、こちらのメールまたは上段の「法律相談」コーナーでご連絡ください。

本メモランダムは、一般的な情報提供のみを目的としたサマリーであり、本件に関する完全な分析ではなく、またリーガル・アドバイスとして依拠されるべきものではありません

© 韓国法律事務所&韓国弁護士。 All rights reserved.

コメントを残す